おかねの話はタブーだと思っていませんか?(未来の教育シリーズVol.8)

学都・松本で「未来の教育」を考える(第8回)

タイトル | 第8回 おかねの話はタブーだと思っていませんか?
      ~習ってこなかった、大人もこどもも金融教育~
ゲ ス ト| 橋本長明さん
司会進行 |山本達也(清泉女子大学教授・『市民タイムス』リレーコラムニスト)
日   時| 2018年8月19日(日) 11:00~12:30(10:30開場)
会   場| GNU(ヌー)内 特設トークイベント会場
住   所| 長野県松本市深志1-2-15CENTURY MAXIMビル 4階
電   話| 0263-88-6352
最寄り駅 | JR松本駅から徒歩3分
参 加 費| 無料

概要

現代社会は、善くも悪くも経済社会です。
ところが、日本のカルチャーとして「おかねの話しはタブー」という捉え方が根強く残っています。
欧米では進んでいる学校における金融教育も日本ではまだまだというのが実情です。

最近、おかねに関する変化は目覚ましく、加速度的に、AI(人工知能)、フィンテック、仮想通貨などが日々進化をして、おかね自体が見えにくい時代がやってきそうです。

こうした変革の社会を迎える今だからこそ、あらためておかねの価値を考え、「おかねのために生きる」とか、「おかねが無いから諦める」といった人生ではなく、おかねのことをきちんと考え向き合って、楽しく、本当にやりたいことができる人生を過ごしてほしいと思います。
生きているからには、しあわせになるべきです!

今回は、金融教育ディレクターの橋本長明さんをお招きし、日本銀行在職時代の2005年に「金融教育元年」と定め、学校教育における金融教育の概念・プログラム作りやPRに注力した経験から、これからの変革の社会において、大人が知っておくべき、こどもに教えるべき、習ってこなかった「おかねって何!?」という根源的なお話とともに、おかねとの付き合い方など、知っておくべきおかねのお話をたっぷりと教えて頂きます。

※なお、金融商品や運用のお話とはまったく異なります。

同時開催の、マツモト・サンデー・マーケットで、美味しい食事とワインやビールもお楽しみ頂けます。
是非、お運び下さいませ!

スペシャルゲスト

橋本長明(はしもと・ながあき)

金融教育director、ブランディングdirector、選曲家/DJ

東京生まれ。大学卒業後、日本銀行入行。静岡支店、情報サービス局、金融広報中央委員会事務局、調査統計局など10年在籍で退職。日銀では、金融教育の概念作りに注力したほか、ブランディング、景気分析など経験。

現在、金融教育やブランディングを軸とした講師・執筆活動、銀行のブランディング、個人のブランディング、選曲家/DJ、ISETANの企画など、人や社会が楽しくなったり、何かを考えるきっかけ創りの活動中。文化服装学院特別講師、日本FP協会会員。

ちなみに「第2の故郷は信州」。というほど小さな頃からスキーや避暑に自然、そして今では地酒も加わり、長野県は大好きなもので溢れています。

コーディネーター

山本達也(やまもと・たつや)

清泉女子大学文学部地球市民学科教授。2016年より、同大学の入試部長に就任し、変化しつつある大学入試の最前線に立つ。国際政治学者。

14歳の夏に、1ヶ月間オーストラリアにホームスティをしたことをきっかけとして海外に関心を持つようになる。高校時代は、アメリカに1年間の交換留学を経験。以来、ニューヨーク・シティを中心に「アメリカ通い」の大学時代を送る。

9・11をきっかけに、イスラームから世界を眺める必要性を痛感し、2002年より、シリアに留学。シリア国立アレッポ大学学術交流日本センター主幹などを経て現職。

慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科後期博士課程修了。博士(政策・メディア)。
専攻は、国際関係論、公共政策論、情報社会論。

技術(特に情報通信技術とエネルギー関連技術)がいかにして政治や社会を変革するのかという視点から、「次の時代」の政治・経済・社会システムの研究を行う。

著書に、『暮らしと世界のリデザイン:成長の限界とその先の未来』、『多様化する社会と多元化する知:「当たり前」を疑うことで見える世界』(共編著)、『革命と騒乱のエジプト:ソーシャルメディアとピーク・オイルの政治学』など多数。

ウェブサイト
http://www.tatsuyayamamoto.com/

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