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「Matsumoto BBC × まちの教室(→「まちの教室」のサイトはこちらです)」として、拡大版のMatsumoto BBCを開催しました。テーマは、ズバリ「朝」。タイトルは、「なぜ、今、世界は朝シフトしはじめているのか?」です。「朝」をテーマに、「朝」というキーワードに反応して集まって下さった方々と過ごした時間はとても心地よく、充実したものとなりました。ご参加頂いた皆様に、改めてお礼申し上げます。

朝シフトについて、3つのことをお話ししました。第1に、時間を量だけではなく、質という視点から捉えなおす必要性です。これは、誰もが経験していることだと思います。朝のフレッシュな時間の1時間と、一日の疲れがたまった夕方の1時間。量は同じですが、時間の質は変わるはずです。だからといって、夕方の1時間に価値がないわけではありません。朝の時間に適した過ごし方や仕事と、夕方または夜の時間に適した過ごし方や仕事があるということです。このことに自覚的になって、1日の過ごし方を捉えなおすことの提案です。

第2にお話ししたことは、今われわれは、文明論的に考えてかなり大きな転換点に差しかかっている可能性が高く、そこでは「自然とのつきあい方」の転換が含まれているということです。具体的には、自然のリズムと自分の生活リズムを合わせていくことが重要な資質となるような文明が近づいているということでもあります。生活リズムとしては、太陽の動きと共に、ということになるのではないでしょうか。実際、世界的に見て面白いなと思うような街や人は、意識的に「朝シフト」をはじめています。

第3にお話ししたのは、第2の文明論的転換期には、どの規模の街に住むのかということと、そこでの人々の関係性(コミュニティの形成状況)が重要になってくるということです。20世紀に経験したエネルギー大量消費型の社会システムは、21世紀に入った今、様々な局面で持続可能性を失いはじめています。20世紀に最先端だったのは、パリやニューヨークやロンドンや東京といった大都市だったかもしれませんが、21世紀的に面白いのはもっともっと人口規模が小さく、そこで暮らす人々のコミュニティがきちんと形成されているような街です。その意味では、松本とその周辺エリアは、次の時代を作っていくための潜在力にあふれていると思います。Matsumoto BBCも、そんな、人々をつなぐ1つの「場」として機能していけばいいなと願っています。

MBBC_04_book.jpg最後に、本日の本紹介です。今回、ご紹介したい本は、「天才」と呼ばれるような世界の偉人たちの日々の習慣について記した本です。

メイソン・カリー『天才たちの日課:クリエイティブな人々の必ずしもクリエイティブでない日々』フィルム・アート社、2014年。

この本には、161名の「天才」たちの趣味・趣向や、食べ物、そして1日の時間配分など日常の様子が描かれています。中には「夜型」の天才たちもいますが、多くの天才たちは「朝型」の日常を送っていることがわかります。たとえば、作曲家のモーツァルトやベートーベン、作家のベンジャミン・フランクリンや村上春樹、画家のフランシス・ベーコンやクロード・モネなどは「朝型」の部類に入るでしょう。

朝のフレッシュな時間に、クリエイティブな仕事を一気に集中的にして、午後からはゆっくりと過ごすという天才たちが多いように思います。ただ、天才たちの日常を見ることで気づかされるのは、朝型とか夜型ということだけではなく、多くの人が「習慣の奴隷」になっているということです。

クリエイティブな仕事に100%集中するため、その他のことは習慣化(考えなくてもよい状態に)するということなのでしょう。メジャーリーガーのイチロー選手に日々のルーティンがあることは有名ですが、超一流のアスリートにも習慣化を大切にしている人は多いようです。

クリエイティブな能力は、おそらくこれからの時代、ますます重要な資質として注目されることになると思います。創造性・創造力と習慣化には、切っても切れない関係が隠されているような気がします。習慣化+朝の活用、試してみる価値はあるのではないでしょうか。

山本達也(やまもとたつや・大学教員)

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MBBC_04_coffee.jpgCoffee:ORANGE tapped MILK COFFEE(ICED)

珈琲焙煎萩原さんを代表する豆「ブラジル・セラード」を使ったアレンジコーヒーです。萩原さんが取り扱いする豆の中で一番の深煎り(フレンチロースト)コーヒーで、コクと香ばしさに長けています。それをキレのあるアイスコーヒーにし、ミルクと爽やかなオレンジ果汁を少しだけ加えました。「ポンと軽くたたく」ようにオレンジ果汁を落とすと、口に入れたときに広がるようなフレーバーを感じることができます。今回は「まちの教室」との共同開催。世界や日本の朝に焦点を当てた授業を行ないますが、それをイメージしたコーヒーです。

松本市岡田にある「珈琲焙煎萩原」さん
~生産者の顔が見えるコーヒー豆~
取り扱っている珈琲豆は、店主萩原さんの師である〈有限会社 協立〉代表の川田長生氏が全て指定農園もしくは指定農協との直接取引で買い付け、厳選された上級等級・格付けの豆のみを使用。さらに全て低農薬・低化学肥料もしくは有機栽培で栽培され完熟豆のみを手摘みで収穫されていてまさに極上の高品質生豆です。その豆たちを萩原さんが情熱と愛情を注いで確かな技術で丁寧に焙煎されています。
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MBBC_04_breakfast.jpgBreakfast:Move(始動)

・フムスのロールサンド(→ フムスのレシピはこちらから

イスラエルやトルコ、ギリシアなど、イスラム教徒が多い中東の国々で、昔から食べられている伝統的な料理です。フムスは、ゆでたヒヨコマメに、ニンニク、練り胡麻、オリーブオイル、レモン汁などを加えてすりつぶし、塩で調味したペースト状の料理。ひよこ豆は、疲労回復や肩こりの解消、むくみや便秘の解消、美肌効果、ホルモンバランスの調整などの効果が期待できると言われています。とてもヘルシーで栄養価も高いフムス、今回はラップサンドにしてご紹介します。

今回は「フムス」のレシピをご紹介します。
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Matsumoto BBC vol. 04 を終えて

いつも十数名で開催しているMatsumoto BBCですが、今回は拡大バージョンと言うことで30名を超えるお客様がamijokさんに集結しました。会が終わった後も、参加者の皆さん同士が楽しそうにお話しする様子を見ることができ、大変嬉しく思っています。今回は、松本周辺の方に加え、長野や諏訪、遠くは奈良からのお客様もいらっしゃいました。こうして、普段出会わない人達が出会い、意気投合して、何か新しいプロジェクトが始まる。そんな可能性を再確認できた有意義な朝時間となりました。

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